2024年4月中旬に予期せぬ入院をしました
前回は入院後初めての洗髪から鼻管が抜けて水を自由飲める許可が下りたところまで記録しました
今回はその続きです
前回の記録はこちら



いよいよ食事リハビリ開始!流動食って…
鼻管が抜けた当日はまだ栄養補給の点滴が残っていたので
翌日の昼から食事のリハビリが始まりました
そして私の元に来たのは流動食、それはまるでプロテイン?みたい(笑)
少なっ!
看護師さんから「流動食は不評だけど頑張って飲んで!ゆっくりでいいからね」
とにこやかに言われて「…不評?」と疑念を持ちながら一口…
うぅぅえぇぇぇ~~~!まずっ!
糊?ほんのり何かの果物の匂いはするけど…、なんだこれは?!
「何味ですか?」の質問に「なんだったかな?無味だったかな?」
「美味しくない?ほかの味の方がよかったかな?」と言われて、
何味があるか聞いてみたところ、オレンジ、グレープフルーツ、キウイ、無味、だそう
最初に聞いてくれる?って思ったわ(ーーメ)
リクエストができるとのことだったので、昼はオレンジ、夜はグレープフルーツにしてもらいました
それはかろうじて飲めたので良かった(泣)
流動食卒業!初めての重湯からスタート♪
翌日の朝に最後の流動食を飲み、担当医の回診で「昼から重湯にしてみよう」
とのことでランチプレートは重湯です♪
なんと、重湯ってこうなんだ(@@!
とろんとろん… 箸がついてきたけど使い道ないんですけどー(^^;
持っていたスプーンで食す
だら~ん(笑)
スプーンいらない(笑)(笑)
でもリンゴジュース(常温)とホットミルクが付いていて嬉しかった♪
味があるものを口にできる喜び~☆
そして温かいものが飲めてほっこりしました
当日15時にはおやつでコーンスープが!
献立メモに「おやつ」って書いてあって笑えました
夜にはヤクルトとホットミルクとか、重湯にはリンゴジュースが必ずついていて
糖尿病だけどいいのかな?と思いながらも質問もせず飲みました(笑)
流動食の時は感じなかったのですけど、コーンスープを飲んだ後はお腹が痛くなって
胃の辺りに違和感… ちょっと嫌だなと思いましたがその後続いた重湯で徐々に慣れていきました
翌々日には三分粥に、その翌日は五分粥に
添えられるおかずも徐々に固形の物になっていきました
血液検査で体の炎症反応が落ち着いているため、全粥からごはんにシフトできると言われました
コチラは病院食で一番美味しかったおかず(笑)画面右の「豆腐のつみれ」
コレはまた食べたい!と思うくらい美味しかった!
デザートのピーチゼリーも嬉しかった♪ この食事が一番よかったわ(笑)
五分粥が2日ほど続いて全粥に、そしてさらに2日後は普通のごはんになりました!
この頃はお腹のもやもや感は少し残る感じ
全粥までは献立メモには「胃潰瘍食」と記載されていたのですけど、
普通のごはんになったら「糖尿食18単位」に代わりました(^^;
おかずも薄味…、あぁとうとう糖尿食になってしまった(泣)
それでも徐々に食後のお腹の違和感や痛みを感じることは無く、
自分でも回復に向かっているんだろうなと思いました
流動食の日から毎日シャワー浴ができるようになり、
その頃には洗髪もシャワーも慣れて30分以内に髪を乾かすこともできていた(笑)
いよいよカテーテル抜去!退院へ秒読み開始♪
食事も糖尿食のごはんになり、投薬の点滴は続くものの日に日に元気になっていました
だんだんと退屈になり、ごはんだけが楽しみに(笑)
それでも食事をするようになってからは便秘状態になり、それがちょっと辛かった…
そして入院15日目にしてカテーテルを抜去、これもあっという間でした
投薬の点滴はそのまま継続でしたが、カテーテルが抜けたことが清々しかった!
翌日の回診で「あと少し様子を見て、このままいけば退院も目途に~」と言われて嬉しかったです
もう少しと言うのは血液検査の数値の関係なのかな?と思っていたら
食事リハビリの経過観察なのだそうで、普通食になってまた穿孔になったら…との事でした
主治医の見解としては「あと10日くらい様子見で退院」だったそうなのですけど、
あまりにもやることない、血液検査も問題ないとのことで早めの退院をお願いして
入院してから21日目に無事に退院となりました!
退院時に「少しでも違和感や痛みがあったらすぐに来てね、次に同じ症状だったら手術だから」
と担当医に言われました
1週間後に経過診察、その10日後に胃カメラの予約をして帰宅しました
この病気になった原因を今まで記載してきませんでしたが、
担当医からはストレスからの胃酸過多、ピロリ菌が原因の腫瘍の炎症からの穿孔であろうとの事でした
退院後のかかりつけ医検診で…
退院後はやはり体力は落ちていたので、少し動けば疲れてゴロン…
食事も病院食を思い出してなるべくごはんも柔らかめに炊いて、胃に優しい物を作って食べました
そして退院後に糖尿病検診と心療内科に行った際、
糖尿病のかかりつけ医のところには入院先の担当医から通院データの取り寄せのため連絡があったそうで、
「びっくりしたよ~!無事に退院できてよかったね!命にかかわる状態だったよ!」と言われて
(確かに大変な状態だったけど、それほど危険な状態だったのか…)と驚き、
心療内科の先生からは「穿孔…」と顔を歪められ「それは…危なかったね、退院できるまで回復してよかった!」
と同じようなことを言われて、またまた改めて驚きました…
2人のかかりつけ医から同じことを言われて、無事に退院できてよかったなと改めて思いました
今回、私が診断された病名は聞いたこともないものだったし、
入院中に調べてもあまり当てはまる例や体験ブログとかも探せなくて
一体私はどれくらいの大変さなんだろう?と思っていたのですが、
自分が思うよりなかなかな状態だったのだとわかりました
退院してからはなんとなく右脇腹の背中側にちょっと違和感を感じることもありましたが
今現在まで無事に過ごせています
そして退院時の体重は入院前から5.3キロ減、 hgA1cは7.2から 6.6まで下がっていました
残念なことに、退院から7か月後にはしっかり元に戻りました~(^^;
ということで、今回で入院の記録は終わりです
記憶を辿ってより詳しく残しておきたかったので4回に分けて長くなりました
今まで生きてきた中で、肉体的にMAXな痛みを経験しました
今後は少しの痛みも取り逃がさないように気を付けようと思います
誰でもなりうる胃潰瘍や十二指腸潰瘍という病気は重症化をすることがあります
皆さまにも健康診断や少しの痛みをおろそかにせず、検診、受診をお勧めいたします → 偉そう(笑)
ここまでお付き合いいただき、有難うございました
引き続き日々の記録も覗いていただけると嬉しいです(^^
皆さまが笑顔の日々でありますように☆
hapiko