hapikoです
つい数日前の温かさが嘘のように寒さが戻ってきました…
天気の悪さもあって余計に体感は低く感じます
お陽さまってやっぱり偉大ですね、陽が差しているだけで違いますもんね
早く温かくなってほしいと願います
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昨年2024年4月中旬に予期せぬ入院をしました
前回は腹痛を感じてから4時間半ほどで救急に連絡をして搬送され、
救命救急センターに到着したところまでを記録しました
今回はその続きです
前回の記録はこちら
※注 本日の記事中にはリアルな写真も掲載しておりますので、気分が悪くなる方がいらしたら申し訳ありません
ようやく担当医出勤!
救命救急センターに到着後、痛みで朦朧としながらも「う~、痛い!」と唸り続けて数時間…
姉の話では朝8時になるかならないかくらいにようやく外科の医師が登場!(後の担当医師)
触診をして1番痛みが強いところを確認 → ぐぃーっと押されて痛すぎて悲鳴上げる
CTの撮影指示があり撮影(前回書き忘れましたが、レントゲンは撮影済み)
私は院内を移動したのもCTやレントゲンを撮影したのも記憶なし…
またしばらく唸りながら診断待ちをしていたところ、ふたたび医師登場
「どうも十二指腸に穴が空いていると思われます」との事・・・
(「穴?!」→ 姉と私の心の声)
医師:「十二指腸の外側にポコンと膨らみができて、そこが破れて穴があいたようです」
姉 :「何か腫瘍ができていたということですか?」(後日やりとりを聞いた)
医師:「腫瘍と言えば腫瘍です。ポリープや腫瘍は内側の膜が盛り上がるんですけど、今回のものは憩室(けいしつ)と言って外側に膨らんだものです」
医師が手書きで図を書いて説明をしてくれたそうですが記憶なし
要は十二指腸の内側の層が外側に袋状に飛び出した状態のものが破れ、
十二指腸内部の液体が漏れて痛みが生じたとの事でした
腹膜炎を起こしかけているのであまりいい状態ではないと言われたそうです
診断後はそのまま入院に…
医師からは憩室は消化器官にできても悪さをしなければ問題はないけれど
私の場合「穿孔(せんこう)」と言って憩室が破れてしまったため処置が必要・・・
通常、「憩室穿孔」の場合は腹腔鏡手術をするのだそうです
ただし、私の場合は場所が悪いとのことで腹腔鏡手術ができないのだとか…
憩室穿孔部分が体の前側(お腹側)であればよかったけれど
私の場合は体の後ろ側(背中側)で膵臓と密接していると…
手術となると、十二指腸と膵臓、胆管(胆のうから腸につながる管)をそれぞれ一部切除、
膵臓に関しては全体の3分の1を切除しなければいけない…
入院時に渡された「入院診療計画書」の家族への説明欄には
「手術とすれば膵頭十二指腸切除術が必要になります。その場合には大手術となるため、
先ずは保存加療方針といたします。憎悪時、改善無い場合には手術を検討します」と記載がありました
要は膵臓癌の手術と同じくらい大がかりな手術になってしまい、体への負担がとても大きい
執刀医もそれぞれの専門医3人がかりでとても大がかりな手術になると言われたそうです
そしてその場所の憩室穿孔は稀で症例があまりないとのことで
担当の医師はかなり症例を探したがあまり例がないとの事
ひとまずは入院して投薬治療をして状態が悪くなれば手術をするとの事で病棟へ移動となりました。。。
この間も全く痛みは引かず、先生の話はほぼ2割くらいしか記憶なし…
病室のベッドに移る時も記憶がありません…
手術は回避、、、投薬治療で…そして初めてのカテーテル
病室に移動してからは看護師の方から病衣に着替えるよう指示があり、
またどこかに連れていかれました
今後は点滴と採血を繰り返すため、カテーテルを入れて血管を確保するとの事でした
処置中もただただ寒くて何をされたか記憶なし…
気が付けば右腕がこんな状態に ↓ (ちょっとカテーテルの血液がリアルだったのでぼかしてます)
気分が悪くなった方がいらしたらすみません(汗)
管の一方は採血用、一方は点滴用です
処置後は点滴を入れてひたすら唸りながら寝ました(^^;
痛みで寝返りを打つたびに点滴の接続部分が詰まったようで
何度もピーピー、夜中もピーピー…、数時間ごとにピーピー…
唸り声と点滴詰まりの音で同室の3人の患者様にはご迷惑をお掛けしたと思います
ただ、前日の夜、痛みを覚えてからはほぼ寝ていなかったのでひたすら寝ました
恐怖!鼻から管…
翌朝、目覚めた時は痛みもだいぶ治まっていました
でもほんのり痛い・・・、やっぱり痛い・・・
絶飲食のため点滴のみ、不思議とお腹も空かず喉も乾かなかったです
糖尿病で投薬されている薬を自宅から持ってきてもらってくださいと言われ姉に依頼
ほどなくすると担当医が回診にきてくださって、手にはながーいチューブを持っていました
調子はどうかなど、軽く会話をした後に病状と診療方針の説明を受けました
診断された病名は「十二指腸傍乳頭憩室穿孔 穿孔性腹腔内腫瘍」
入院時に担当医からの説明はほぼ記憶がなかったため、改めて説明してくれました(上記に重複します)
十二指腸の端っこに突出した袋(憩室)ができて、そこに穴が空いてしまった(穿孔)
胃の内容物がそこから体内に出てしまったため、腹痛を起こしてしまった
そのまま放置だと腹膜炎を起こして死に至ることがある、あなたはなりかけだった
袋(憩室)の切除ができないため投薬治療で経過を見るが、効果がなければ切除手術になる
絶飲食で投薬治療、数週間の入院になりますよとのこと
(後で看護師さんに聞いた話では体内で起こる「穿孔」は死に至る恐ろしいことらしい
もともと胃壁や腸壁は他の臓器の中でも頑丈らしくその臓器に穴が空くのはこれまた大変なことだと)
なるほど、ちょっと怖いことになっていたのか…としんみりしていたら
「鼻から胃に管を通したい」とものすごい笑顔で言われ
えっ?!と思った瞬間とっさに「嫌です」と答えてしまいました(^^;
胃カメラでさえ、ぐぅえ~(**!っとなるくらいなのに鼻から管?!と思ってしまった…
しかも手にしてるチューブは割と太い… →「細めのにしときました」(担当医談)
でも「これは治療に不可欠なことなので、僕も頑張るので一緒に頑張ってみましょう!」と…
もう観念するしかないので、おぇ~(;。;)っとなりながら必死で対応しましたよ(泣)
胃に溜まった消化液を抜くためと説明は受けましたが、
後から調べたところ挿管の際には吐き気をもよおす場合があるので
喉の奥に麻酔スプレーをすることがあるのだそう…
私、一切ありませんでしたけど…?(ーー;
ちょっと無様ですけど、こんな状態 ↓(顔のお肉もプクプク^^;)
チューブを固定するためにテープを貼ってもらうのですけど、
これがまたかぶれて痒い… 割と頻繁に替えてはくれたのですけどね^^;
毎日の採血で炎症数値が落ち着くまでこのチューブは抜けません… トホホ…
テレビはあるけどテレビカードもイヤホンも無い…、スマホも充電切れそう…、
同室の患者様たちはごはん食べるから病室はごはんの匂いプンプン
食欲はなかったけど「あー、ごはんはいつから食べれるんだろう?」と卑しい私(^^;
ということで姉が来てくれるまでひたすら寝る、寝る、寝る…
看護師さんから「起きれたら談話室に計測器があるから身長と体重を計ってきてね」と言われ
病室を出てみたら私の病室は病棟の一番奥で、談話室はその反対の端っこ… 遠っ(ー▽ー;
点滴をガラガラ引きずり、フラフラになりながらひとまず計測してみたら1㎏減っていた(笑)
そしてまた涙の出来事が…
思い出しながら記録していくとどんどん長くなってしまう…
でも自分の記録として残しているのでごめんなさい(;´・ω・)
また続きは改めて…
体調を崩しやすい季節ですので、皆さまどうぞ気を付けてお過ごしください
皆さまが笑顔の日々でありますように☆
hapiko