どうも^^ ハピコです^^
みなさまのお宅ではエアコン使っていますか?
我が家はまだ扇風機でしのいでいます^^;
お天気が悪くても、湿度が高くて汗を良くかくと
熱中症も気を付けないといけないので、水分補給してくださいませね^^
さて、Eテレでアンコール放送された
最新科学で迫る!肥満改善の秘策シリーズ2日目!も放送されていました!
2日目は「肥満は万病のもと」の回でした。
では早速記録しておこうと思います!
最新科学で迫る!肥満改善の秘策シリーズ1日目!
「徹底追跡!太る原因」は過去記事に~^^
肥満が引き起こす病気とは?
そもそも肥満はなぜ良くないのか?
肥満はメタボに繋がるし、糖尿病や高血圧などの病気になりやすいですね(--;)
ではここで、前回の復習~^^
肥満とは? ➡ BMI値が25以上の人のことを言います。
計算の仕方は前回記事に記載してあります~^^
そして、
肥満(内臓脂肪がたまった状態)
+
【 糖尿病、高血圧、脂質異常症 】 このうちの2つの病気が含まれると
=メタボリックシンドロームだと診断されます。
そのほかにもこんなにたくさんの病気が肥満によっておこることがはっきりしています!
更には、最近、肥満は「がん」とも関係しているということがわかってきているのだそう…。
そして肥満に加えて、上の表の11個の病気を合併してしまうと
「肥満症」と呼ばれる疾患と診断されるのだそうです。
肥満症は治療が必要?
肥満症は体重が増えて肥満になると発症しますが、体重が減少すれば解消されるとのこと
これまでは、糖尿病、高血圧、それぞれに専門医から治療をしてるのですけど、
全ては肥満が原因となって発症している問題であるため、
肥満を中心にして対策を取るべく肥満学会が2018年に「神戸宣言2018」として
肥満症と関係する23の学会と提携して肥満を治療することで、
予防をする為の肥満症対策に取り組むという活動をしているのだそうです。
こうして肥満症に対しての治療体制も整ってきているため、
BMI25以上で肥満症の病気が1つでも疑われる場合や、実際に発症されている場合は
病院で受診して減量や食事療法などを中心とした治療を受けた方が良いとされています。
肥満はどうしてこのような病気を引き起こすの?
問題は内臓脂肪が関係しているのです!
内臓脂肪は、お腹の臓器につく脂肪で、特に腸の周りにつく脂肪のことです
腹筋の内側につくものです
肥満の人には内臓脂肪がつきやすい人と、皮下脂肪がつきやすい人と別れます
皮下脂肪は内臓脂肪とは逆に、皮膚の下につく脂肪で腹筋の外側につきます
内臓脂肪型肥満の場合はお腹周りが太くなり
皮下脂肪型肥満お尻や太ももも太くなる特徴があります
この2つのタイプのうち、特にさまざまな病気を引き起こしやすいのが、
内臓脂肪型肥満の人なのです。
内臓脂肪が増えると脂肪細胞が炎症をおこして、
それがもとになって様々な病気を引き起こすと考えられています。
内臓脂肪が病気を引き起こすしくみとは?
内臓脂肪や皮下脂肪は脂肪細胞が集まってできています。
脂肪細胞は、体の機能を調節や維持したりする役割を持つ様々な生理活性物質を分泌しています
内臓脂肪が増えすぎると、脂肪細胞が炎症を起こすため、
脂肪細胞から分泌される生理活性物質に異常が起こります。
例えば、生理活性物質のTNF-α という物質は血糖を上げ
他の生理活性物質のアディポネクチンと言う物質は血糖を下げる働きがあります
それによって血糖はコントロールされています。
ここで内臓脂肪が溜まりすぎると、TNF-α が過剰に分泌され、
逆に 減るため、血糖が上がりすぎて糖尿病を起こしやすくなります。
また、同じように内臓脂肪が溜まりすぎると、
別の生理活性物質のバランスが崩れ、高血圧を起こしやすくなったり、
血栓ができやすくなると動脈硬化が進んだり、心筋梗塞、脳梗塞が起こりやすくなってしまうのです。
肥満になり、内臓脂肪が増えてしまうと様々な病気を引き起こすのはこのようなことが原因なのです。
日本人は軽度肥満でもメタボになりやすい?!
前回の放送でも言われていましたが、日本を含む東アジア人は
内臓脂肪が付きやすく肥満になりやすいのだそうです。
そしてBMI値は世界基準より低いのです。
日本人は軽度の肥満でも、内臓脂肪をためやすく病気を起こしやすいのです。
そして、30歳以上の日本人15万人集計の結果が以下の表にまとめてあり、
BMI値22が一番病気が少ないと言われている適正な体重であると言われているのですが、
BMI値が25以上になると、表のような病気になるリスクが倍になるということらしいのです。
確かに、、、自分に当てはまる・・・(。´-д-)
日本人が内臓脂肪をためやすいのはなぜなんだろうとちょっと気になりまして、
少し調べてみたところ、どうやら大昔からの食生活にかかわっていた様子
魚や穀物類中心の食生活だった日本人、近代化と共に、食生活も洋食化に・・・。
穀物類中心の生活の体のまま洋食の油や肉類を摂る食生活となり、
身体が洋食化についていけず、内臓脂肪をためこみやすい体になったようです。。。
住む地域や元々の食べ物によって体質が変わる。。。身体って不思議ですねー
肥満と認知症の関係とは?
内臓脂肪が溜まると、脳梗塞が起こりやすくなり、
脳血管性の認知症になりやすいのだそうです
そして同じように、アルツハイマー病を発症するリスクが高くなると最近わかってきているのだそうです。
アメリカでの統計では、BMIが30以上で40代~の追跡では、
BMI値25以下の人に比べて、アルツハイマー病を発症のリスクは3.1倍、
脳血管性認知症の発症リスクはなんと5倍もあるのだそうです…。
40歳前後の人が肥満からこんな大きな病気を発症するリスクがあるなんて、考えさせられます…。
そのほかにも、異所性脂肪になりやすいとも言われているのだそう。
異所性脂肪って何?
異所性脂肪とは、本来は脂肪がたまりにくいところに脂肪がつくということです
代表的なものは「脂肪肝」元々の肝臓の細胞の中に脂肪がついてしまうことです。
進行すると、肝硬変や肝がんを引き起こします
他には、「脂肪筋」といって、筋肉の中に脂肪がしみ込んでしまう状態のことです。
筋肉に脂肪が付くと、インスリンの効きが悪くなり糖尿病になりやすくなります
また「脂肪すい」というすい臓に脂肪が溜まっていく状態のことです。
すい臓はインスリンを作っている臓器なので、そこに脂肪がついてしまうと
インスリンの働きが弱くなってしまうので、糖尿病になりやすくなります
肥満とがんの関係性とは?!
日本人についての調査で分かっていることらしいのですけど、
以下の病気については肥満との関連性が高いということが現在わかっているのだそうです。
◆閉経後の乳がんと肥満との関連が確実
◆大腸がん、肝がんは肥満との関連はほぼ確実
◆子宮内膜ガン、乳がん(閉経前・BMI30~)は肥満との関連の可能性が高い
なぜ肥満ががんとの関連性があるのか?
脂肪細胞は、体の機能を調節や維持したりする役割を持つ様々な生理活性物質を分泌しています
その中のアディポネクチンと言う生理活性物質は、細胞の増殖を抑える働きをするのだそうです。
がんが発癌して、増殖して大きくなってもこのアディポネクチンが適正にあれば
がん細胞の増殖を抑えることが可能であるけれど、
内臓脂肪が増えすぎると、このアディポネクチンが減ってくるため、
細胞の増殖を抑える機能が弱まって、がん細胞が増殖してしまう危険性が高まるということらしいのです!
このような病気から自らを守るためには、
肥満にならない、体重を増やさない、内臓脂肪を溜めない
と言うことが、万病予防になるのです。
今回も内容はなるほどーと興味深いものでしたー^^!
でもー、、、、
内臓脂肪や異所性脂肪はつきやすいから落としやすいと仰っていましたが、、、
つけるのは簡単なのですよねー(--;)
落とすのが大変なのですよ!
今それで頑張っているところですよー(TwT。)
でも、焦らず、学んだことを少しでもダイエットに活用できればいいですよね☆
それでは、今日の記録はここまで~!
みなさまにとってハッピーな日々でありますように☆
hapiko