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同じ場所に粉瘤(アテローム)再発を繰り返す私の話

✚病気(糖尿病など)
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昨年11月に粉瘤を再発…

もう何度繰り返せばいいのかとげんなり

これが最後になってほしいと願いながら治療するも…

 

 

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粉瘤6回目の再発…

粉瘤になるのはこれで6回目

しかも、今回は3回目、4回目、5回目と同じ場所

背中の右肩甲骨の辺り

体が硬い私は手が届かない場所

手が届く場所ならよかったのにといつも思う…

 

粉瘤とは…
皮膚の内側に袋状の構造物ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)や皮膚の脂(皮脂)が、袋の中にたまってしまってできた腫瘍(嚢腫)の総称です。たまった角質や皮脂は袋の外には排出されないので、時間とともに少しずつ大きくなっていきます。身体のどこにでもできますが、特に顔、首、背中、耳のうしろなどにできやすい傾向があります。
アテロームに何らかの原因で炎症が生じると、表面が赤くなり、痛みを伴うようになります。これを炎症性アテロームと呼びます。(日本皮膚科学会HPより引用)

 

前回の粉瘤記録はこちら

 

 

気付いたのは寝ている時に右肩甲骨のあたりがチクっとしたこと

あれ?と思って翌朝鏡で見てみても何ともない…

気のせいかな?とやり過ごして数日…

前回と同じ場所が赤くなり、少しかゆみが出てきた…

かゆみがあるということは化膿し始めているということか…

以前、処方された「ゲンタマイシン」という化膿止めの軟膏を塗ってみた

 

 

1日経つと赤みが引いていたので、念のためと朝晩薬を塗って過ごしたこと数日…

 

※使用した薬は私が病院で処方されたものです、この薬で必ず粉瘤が治るとは限りません
 粉瘤を発症した方は個人で判断をせず、病院で医師の診断を受けてください

 

一気に腫れあがった患部

 

化膿止めを塗って3日後の夜、お風呂から出た後に鏡でチェックしたら

ほんのりピンク色になった患部…、それでも薬を塗れば…と軟膏を塗った時にピリっと痛みが…

なんとか薬で治ってほしいとの願いは虚しく、また寝ている時に痛みが…、

それもズキンズキンと脈打っているのを感じて、仰向けで寝ていられなくなった

 

翌朝、鏡で見てみると500円玉大に赤く腫れて中心部がぽこんと膨れ上がっていた

服が擦れると痛い…、熱を帯びているのもはっきりと分かる

あー、これはもうだめだ… と病院を受診しようと思ったけれど日曜日で病院はお休み、

最悪なのはかかりつけの皮膚科は月曜日も休診日…

痛みを伴う腫れを2日我慢しなければいけない状況になってしまった

月曜日には患部が赤黒くなってしまい、皮膚の中で膿んだ粉瘤が破裂したのでは?と

心穏やかには過ごせなかった…

もっと早く受診しておけばよかったと後悔

 

ようやく火曜日を迎え、朝一番で病院に向かい受診

患部を見るなり先生からは「切るね」と一言

処置室に移動して切開術を受けて処置してもらいました

 

処置室に移動する前に、急に腫れたのはなぜか聞いてみた

先生からその時のHbA1c値を聞かれ、皮膚科受診の2週間前の糖尿病検診ではHbA1cは7.4だったとお伝え

「前に粉瘤切開をした時もHbA1cが7.5で、高血糖状態のようだったよね、

今回も数値が前回と同じくらいだし、糖尿病の人は血糖コントロールが悪いと免疫力が落ちるから

菌が入れば化膿しやすいし…、おそらくは何らかの影響で菌が入って一気に膿んだのではないかな?」との回答

確かに、いつも粉瘤ができる時は不摂生をしている…

今回もちょっと精神的に不安定で、やたら何かを口にしていないと落ち着かない状態で一気に体重も増えたのだった

こうなっては後悔しても仕方がないので、この時は粉瘤を治すことだけを考えることにした

 

 

処置室で切開術を受ける

 

処置室でまず言われたのは「化膿している患部に麻酔(注射)を打つのでかなり痛いけどごめんね」

本当に痛い、いつも痛い、大声を出さないように口にタオルハンカチを当てた

初めて粉瘤の切開をしたときは大声を出して当時別の病院で怒られたので…

あぁ、この痛みを避けたくて薬を塗ったのに…

麻酔が効き始めて切開、先生がぎゅうぎゅうと患部を押して粉瘤の膿と袋を出してくれました

やはり粉瘤が膿んで袋が破れていた様子

先生が「あぁ…」と漏らした一言が耳に残った

10分近く処置をされて「やっぱりちょっと中の組織に癒着してて手間取ったけど、膿と袋は全部取りました」

「今日はシャワーだけにして、縫合はしてないから患部を揉んで膿を出して薬を塗ってガーゼで保護しておいてね

次回は1週間後、それまではシャワーだけにしておいてね」と言われて終了

看護師さんが後処置をしてくれた時に「すごい汗だけど大丈夫?」と心配してくれるほど冷や汗でびっしょり

処置後はいつも「もうこんな思いをするのは最後にしたい」と思う

その日の夜、自分で背中を揉みだせないので母にお願いした

この歳で母にこんな事をさせる自分が情けない

一人になったら誰にやってもらうのか…と先々の不安

再発しないように生きていかねばと日々の不摂生をさらに後悔

 

 

1週間後の処置後検診・・・

 

残念ながら、毎日のシャワーでの揉みだし、その後の化膿薬塗布をしても膿が出た

1週間後に受診の際も、先生に患部をみせると「あれ、まだ(膿が)出るね…」

切開跡の状態を見るだけのつもりだったのに、と言う感じ

「飲み薬を出すほどではないと思うから、もうしばらく塗り薬を続けてみて」

「きれいなお湯だったら浸かってもいいよ、また1週間後に来てね」と言われその日からお風呂は解禁に

それでも毎晩揉みだせば膿がでる…

切開から2週間後の2回目の受診「まだ少し膿がでるなぁ、やっぱり治りにくいね、

袋は全部取ったし、もう少し様子を見ましょう」と同じように毎日揉みだしを続けた

 

ようやく3週間後の3回目の受診の前夜、「あ、もう(膿は)出ないみたい」と母に言われ

翌日の受診の際には「もう良さそうだけどガーゼにちょっとついてるな…、

完全につかなくなるまでは薬は塗り続けた方が良さそう、でももう来なくていいよ」と言われました

普通なら1週間で終わるところが3週間…

やはり糖尿病は膿みやすくて治りにくいと実感

 

毎日の患部ケアの処置に使ったのは傷パッド

 

 

 

なぜ傷が治りにくいのか

 

最後の皮膚科検診から1週間後に糖尿病検診があったので

かかりつけ医に粉瘤の切開術を受けたことを報告、、、

患部を見せてと言われたのでお見せしたら「きれいにやってもらったね」と…

完治まで1週間でいいところが3週間かかったことを伝えたら、

「糖尿病の人が血糖が高い状態が続くと血管がダメージを受けるから血管の機能が下がる

そうすると血液に乗って酸素や栄養が傷口までしっかり行き届かないことが起こるから

体が自然に元に戻ろうとする力がうまく働かないんだよ、だから治るまで長引いちゃったかもね」

と教えてくれた

「でも切開した跡がもっと悪化しなくてよかったよね」と言ってフォローしてくださった後に

「年末年始には美味しいものも食べるだろうから、今から少しずつ節制して年末に備えてね」と言われた

その日の検診でのHbA1cは7.4だった

 

 

最後の粉瘤からもうすぐ半年…

Hba1cは相変わらず当時と同じような数値だし、改善されてるかと言われればされてない

でももう粉瘤にもなりたくない・・

全てに改善が必要ということかな

 

ということで、今日は昨年の粉瘤の記録でした

 

それでは…

 

皆さまが体も心も健康で笑顔の日々でありますように…

 

hapiko

 

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